フランスアンティーク　ハンドモチーフ　ブローチ　ボグオーク　モーニングジュエリー

◆リストに表示されないとのことでしたので、再度出品し直しました◆

1800年代19世紀　ヴィクトリアン　フランスアンティーク
ハンドモチーフのブローチ、ピン。モーニングジュエリー。

モーニングジュエリーはヨーロッパ・アメリカではコレクターズアイテムとして大変人気があり、高価なアイテムです。
故人の死を悼む日々に身に着けたジュエリー。
遺髪を編んだものがガラス内部に入っているジュエリーなど（←これ苦手です・・）、いろいろありますね。

＊素材は最も貴重な木材と言われているボグオークと聞いております。
手彫り　彫刻。　
これまでハンドモチーフのブローチは何度か出会いがありましたが、その中でもこちらは特にデザインが美しく優れた技術を感じる品で、長年大切にしてきました。
女性らしいすらりとした手、手首の装飾、お花、全てが美しいです。

＊ボグオークとは何千年もの長い間、沼地の底に閉じ込められていた埋もれ木（オーク）のことを言います。
モーニングジュエリーの代表ともいえる高級素材ジェットの1億8千万年と比べると短いですが、大変希少な素材であることは間違いありません。
その他素材としては、ちょっとだけ安価なボルカナイトと呼ばれるゴムを硬化したものや、フレンチジェットと呼ばれる黒いガラスなども多いです。

＊基本的にはこのような黒ですが、幼い子供や未婚の若い女性の死の際は、純粋・無垢を意味する白の素材を使うことも多かったと言われています。

ちなみに、黒いフレームのガラス内部に、花冠に使われているような白い布花が沢山詰められたものを見たことがある方もいると思います。
海外・日本問わずグローブドマリエとして販売されていることが多いですが、残念なことにそれは大きな間違いだそう・・。
実は幸せとは真逆で、幼く・若くして亡くなった家族を偲び深い悲しみの中作られた、死を悼むもの・故人に手向ける花なのだそうです。
布花いっぱいで美しいアイテムですが、子供となるとより悲しみを強く感じてしまうので、私はちょっと避けたい派です・・。

長くなりましたが・・＾＾
サイズ：全長６ｃｍ　程度

＊大変古い時代の手彫りジュエリーです。
美観を損なわない程度の欠けや傷等ございます。
その点を十分ご理解頂ける方のご参加をお願い致します。

◆ケースやその他画像にある品は商品ではございません◆