History ストラトキャスター(フジゲン製)

2015年頃に製造されていたHistory(フジゲン製)のストラトです。（販売当時22）
楽器店にて弦高ギリギリまで下げて調整済み

サテンフィニッシュのネック裏の滑り心地が死ぬほど良く、250mmRの平たい指板に22Fとモダンな仕様でネック幅・太さ共に小さく日本人に丁度いいです。
17Fネック結合部付近も薄くスライスされており、ボルトオンながらハイポジの弾きやすさも考慮された設計です。

しかし、SSS配列という古き良きストラトの現代版的なコンセプトやフェミニンな印象のメタリックアイスブルーの塗装などからV系・メタラーの自分とはジャンルが日に日に合わなくなり、自分好みにする改造費を考えると目玉が飛び出そうな額になったので泣く泣く出品する運びとなりました。

当時の試奏動画では比較対象としてSuhr等のハイエンド機が挙げられる程、サウンド・造り・パーツどれをとっても最高です。
クオリティやプレイアビリティは20万クラスのFenderUSAより間違いなく良いと思います。
当時から驚異的なコスパを誇るトンデモ国産ギターという扱いで、今なお「島村楽器が最強だった時代」の名機として特別高い評価を得ています。
Fender JapanやTOKAIなどのジャパンヴィンテージが軒並み高値で取引される昨今の市場においての付加価値も十分でしょう。

最大の特徴はなんといっても美しいギラギラした木目の特別なHeritagewoodネック・指板です。国際事情により本来使用することの出来ない木材を最新技術で深海から引きあげ加工することで調達した極上のメイプルで、現在では絶対に調達できない代物です。

スペックは一切の妥協が無く、
アルダーボディ
GOTOH製ヴィンテージ式ペグ(SD91-05M)
GOTOH製ブリッジの特別仕様品(GE101)
フジゲン自慢のC.F.Sが適用されたジェスカー製フレット(FW47095-NS)
コンデンサーまで拘り抜いた島村オリジナルのピックアップ(RVS-2)
と一生付き合っていける物です。
実際自分は一生使うつもりでした。

素人目視の状態確認ですがフレット8割残りで問題ないです。
肝心のトラスロッドですがあまり回していない為ほとんど問題なく、グリグリ回りまくります。
ブリッジに多少の錆、ボディの小さい打痕。(2箇所)