【本場大島紬】 白大島 通産大臣指定伝統工芸品 吉川絹織物 ハイビスカス柄 反物

★身内が、昭和56年10月15日に、で購入した本場大島紬 白大島の反物です。(納品書あり・写真参照。古いもので複写なので見えにくいですが、肉眼では確認できました)
反物にも値札がついたままです。(写真参照)

★奄美大島を代表する花のひとつハイビスカス(仏桑花)のシンプルながら上品な華やかさのある全体柄です。

★単色織なので、帯で遊び心を出せます。また、年齢・時代を問わずお召しになれる伝統的な白大島です。

★長年自宅の桐ダンスで他の着物と一緒に大切に保管されてきたものです。他の着物を虫干しするタイミングで、こちらも出してチェックしていました。

★色あせや縁の黄ばみなどはありませんが、もともとあったと思われるごく小さい点のように見えるもの・糸の膨らみ(計2箇所)と小さなシミのようなもの(1箇所 )がありました。(写真参照) 裁断を工夫すれば問題ない程度だと思います。

★幅:37.5cm
★長さ:12.2m

★製造者『吉川絹織物』とありますが、調べた限りでは現在は泥大島の反物(新古品)を1点見かけただけでした。

★昭和の職人さんによる貴重なお品物です。

★他の反物は全て着物に仕立ててあったのですが、私が受け継いだこの白大島と、妹が受け継いだ泥大島だけは反物のままでした。
それぞれが自分に合わせて仕立ててもらうよう言われたのですが、残念ながら私は左手首の神経をとう骨神経麻痺により痛めてしまい、紐を縛ったり帯を絞めたりが出来なくなってしまいました。
大島紬は、歌舞伎などお芝居見物や昼食会などカジュアルな場で着るものなので、その都度着付けをしてもらうのも…と、結局反物のまま保管することになってしまいました。

★以上のように、私の身内しか手に触れていないもので大切に保管してきたものですが、なにぶん昭和56年(1981年)購入で自宅保管の品物ですので、その点ご承知置きください。

★発送に際しては、巻かれた状態のまま清潔な袋・ビニール袋に入れてから手持ちのダンボールに詰めて送らせていただきます。